脳性麻痺で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談者:男性(20歳)

傷病名:脳性麻痺

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

年金受取額:78万円

相談時の状況

仮死状態で出生。蘇生措置を受け、約1ヶ月入院した。1歳頃でも片言も発せず、伝い歩きができなかった。下肢の尖足があり、2歳頃よりリハビリを開始、理学療法、作業療法を受けた。療育教室にも通い、言葉や知的発達上の支援も受けていた。

小学校は特別支援学級に通級。4年生時に尖足に対して腱伸長の手術を受けた。知的発達の遅れも見られ、養護学校中等部入学した。高等部に進み卒業後は、自立に向けて支援施設に入所し、生活訓練や機能訓練を受けている。障害年金の申請について不安も大きく、お母様が当事務所のホームページをご覧になり、ご相談をいただきました。

依頼から請求までのサポート

出生時入院した病院のカルテはすでに破棄されており、受診状況等証明書は取れなかったものの、母子手帳に当時の診断記載がありました。

また、療育の記録や、お母様からの聴き取りで病歴就労状況等申立書を詳細に作成していきました。

医療機関への取り次ぎ、障害の状態に応じた診断書(身体・精神・言語機能)の作成依頼・チェック、診断書の追記・訂正についても対応させていただきました。

結果

障害基礎年金2級の受給が決定し、将来の生活に少し安心が出来ましたと喜んでいただきました。

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