【専門家が解説】障害共済年金受給のポイントとは?
こんにちは社会保険労務士の関口です。
障害年金は初診日に加入している年金制度によって種類が異なります。
障害共済年金は、初診日に公務員(共済組合員)の方が対象となります。
公務員の方、または公務員であった方で、障害年金の申請を検討されている方に知っていただきたい情報をまとめました。
もくじ
- そもそも障害年金とは?
- 障害共済年金でもらえる金額
- 障害共済年金を受給する要件
- 申請のポイント
- 当事務所のサポート事例
1.そもそも障害年金とは?
「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人も見えますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
65歳以前に障害を持ち、日常生活や仕事に支障がある人に対して支払われます。
対象の傷病は「精神疾患」「身体障害」「糖尿病」「がん」…と多岐にわたります。
2.障害共済年金でもらえる金額(2023年3月時点)
障害共済年金は障害厚生年金と一元化されています。
受給額は下記です。
障害厚生年金の受給額+職域加算 |
具体的な金額はその方によって異なります。
詳細はお問い合わせください。
3.障害共済年金を受給する要件
①その症状で初めて病院に行った日を証明できる
「初診日」を書類で証明する必要があります。
その病院にカルテが残っていればスムーズに証明可能です。
初診日から5年以上経っている場合は残っていないことが多く、特殊な証明方法をとります。
②症状が「障害等級」に該当する
傷病ごとに基準があります。
詳細はこちらです。
おおまかな等級のイメージは図をご覧ください。
③原則20歳~64歳までの方
4.申請のポイント
①厚生年金と比べて「独自の様式」がある
障害共済年金は厚生年金と異なり独自の様式があります。
組合によって様式が異なりますので、共済組合に確認ください。
②提出場所が年金事務所ではなく「共済組合」
就労中の場合は職場を通じて共済組合に提出します。
退職後の場合は直接共済組合に提出します。
➂年金生活者支援給付金について
年金支援生活者給付金を申請する場合は年金事務所が窓口になります。
ご注意ください。
5.当事務所のサポート事例
当事務所のサポート事例を紹介します。
6.ご相談ください
ご覧いただきありがとうございます。
障害共済年金の申請を検討されている方はまず専門家にご相談ください。
当事務所は初回の相談は無料です。
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