代表メッセージ
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大学を卒業して勤めた会社が3か月ほどで倒産!その反動で「倒産しない会社は?」というわけで地元の市役所の採用試験を受けました。
その翌年から、地方公務員上級職として市民課窓口で2年間、戸籍や住民票の発行業務にたずさわり、市民の方々と直接ふれあうなかで仕事をしておりました。その後、教育委員会に配属となり7年間、人権啓発の部門で仕事をさせていただきました。
「障害のある方や社会的に弱い立場におかれる方々の人権を守り、暮らしやすい地域社会をみんなで築きましょう。」と様々な手段で懸命に啓発を行ってきましたが、「啓発」というものは、砂に水をまくようで目に見えた効果はすぐには期待できません。
その頃から日本の社会は、規制緩和等の政策により経済の自由化が進んだものの、次第に「格差」が広がりはじめ、社会的に弱い立場に置かれる方々の暮らしはますます苦しくなり、生活保護の受給も急増しました。
「啓発」に掲げる地域社会の理想と現実のギャップに日々ジレンマを感じていました。
父に癌(がん)が見つかり、膀胱(ぼうこう)と大腸の一部を摘出する大手術をうけ、日常生活にも制限を受ける障害の状態になりました。市役所を退職し、小規模ながら父の経営する建設土木会社に入り10年余り経営にたずさわってきました。
折しも建設不況の真っ只中で従業員を減らし、自らも現場作業で汗を流してきました。働くことの厳しさ、経営者としての辛さを身をもって経験しました。平成21年に第41回社会保険労務士試験に合格。2年後に事務所を開業しました。
少しずつですがお客様もでき、労務管理のコンサルティングをさせていただきながら、ようやく社労士としてお客様から感謝の言葉をいただけるようになりました。そして、私が障害年金の申請サポートを始めるきっかけとなったできごとがありました。
大学時代の友人と何年かぶりで再会した時のことです。彼は、現在、心理関係の資格を取り、カウンセリングルームを開いて、うつ病等の方を対象にカウンセリングを行っています。私と再会するまでの間、彼は離婚を経験し、それがもとでうつ病を発症、加えてアルコール依存症で約5年ほどベッドから起き上がれない生活をしていたと聞かされました。
私が「障害年金」のことを尋ねたところ、彼は知らず、誰からも情報さえ教えてもらえず、申請もしなかった。
どれほど、経済的に負担、困難があっただろう。
社労士として私は彼をサポートすることができたのにと・・・悔やまれました。
一般的に認知度が低い「障害年金制度」を広く知ってもらい、必要とする方々に利用していただく。申請をサポートをするのも社労士としての務めだと思うのです。
現在、私の父も障害基礎年金2級を受給しています。市役所職員時代にはジレンマを感じていましたが、社労士としての今の私であれば、「障害年金」の申請受給サポートをとおして、障害をお持ちの皆様の暮らしを支えるお手伝いができると自負しております。
親切、丁寧を心がけ、親身にサポートさせていただきます。まずはお気軽に、お問合せのお電話、メールをお寄せください。心よりお待ちしています。