多発性硬化症(MS)で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談者:女性(50代)
傷病名:多発性硬化症(MS)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
年金支給額:約78万円
相談時の状況
数年前より、ふらつきがあり転倒することも多くなった。徐々に視力も低下してきた。近くの病院を受診したところ、視神経脊髄炎の疑いと診断され、経過観察を続けていた。徐々にふらつきの症状が悪化して歩行にも支障をきすようになった。
専門病院に転院、検査を受け多発性硬化症と診断された。定期に通院し治療を続けるも、病状が進行して、易疲労、倦怠感が続き、階段昇降も困難、歩行には杖や歩行器が必要になった。
当事務所のホームページをご覧になり、相談いただきました。
依頼から請求までのサポート
多発性硬化症は、中枢神経系(脳・脊髄、視神経)の病気です。炎症によって中枢神経の髄鞘(ずいしょう)がむき出し(脱髄)になることによって、信号が伝わりにくくなり、視力、運動・感覚機能障害など様々な神経症状があらわれます。
病状や日常生活上の支障具合など、詳しく聴き取りをして、診断書の作成依頼、病歴・就労状況等申立書を作成と手続きを進めました。
歩行等に支障があるため、年金事務所への申請書類の提出も代行させていただきました。
結果
障害基礎年金2級の受給が決定し、年金受給額は約78万円となりました。
自分では申請できず困っていましたが、スムーズに受給ができましたと大変喜んでいただきました。