肺胞蛋白症(自己免疫性)により、障害基礎年金2級を受給できたケース

相談者:男性(40代)

傷病名:肺胞蛋白症(自己免疫性)

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

年金受取額:122万円(子の加算含む)

相談時の状況

建築関係の自営業をされており、約4年前から階段の昇降や労作時に息切れすることがあった。

健康診断を受けた際、胸部レントゲン検査で肺に影があるとの指摘があり、総合病院を受診したところ、検査の結果、肺胞蛋白症(自己免疫性)と診断された。経過観察で受診を続けていたが、症状が悪化し、労作時呼吸困難が出現した。大学病院呼吸器内科に転院して治療を受けるも呼吸不全が進行し在宅酸素療法を開始となった。 その後、両肺の気管支肺胞洗浄術を受けた。

定期に通院を続けるも徐々に症状が悪化ており、再度肺洗浄、在宅酸素療法が検討されている。少し歩くだけでも息切れしてしまう。仕事も内勤で短時間書類に目を通す程度しかできず、仕事現場にも行けなくなった。

障害年金を知らず、友人に紹介されて当センターにお問合せをいただきました。

依頼から請求までのサポート

肺胞蛋白症は肺胞にサーファクタント由来物質が異常に貯留した病気です。最近の調査では、100万人あたりの発症率は0.49人、罹患率は6.2人とのとこです。比較的予後は良いとされていますが、相談者の方の場合は、再度の肺洗浄、在宅酸素療法の検討もされ、仕事も十分に行えず、日常生活にも著しく支障をきたしています。

主治医には病状を正確に診断書に記載いただくとともに、日常生活の支障の度合いを、病歴・就労状況等申立書にも詳細に記入しました。診断書は呼吸器疾患の障害用 様式第120号の5を添付しました。

結果

障害基礎年金2級が決定し、年金受取額は子の加算を含み122万円となりました。障害年金が申請できることを知らずいたが、受給が決定してとても良かったと喜んでいただきました。

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