初診時の診療録が破棄されていたが、肺気腫・拡張型心筋症で障害基礎年金2級を受給できたケース
相談者:男性(60代)
傷病名:肺気腫(COPD)・拡張型心筋症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
時期更新時までの受取額:約160万
・相談時の状況
15年程前、風邪のような症状で咳と微熱が続き、症状が治まらなかった。
近医を受診したところ、総合病院を紹介され、検査の結果、肺気腫と診断された。経過観察と通院治療を続けていたが、徐々に心臓の機能にも低下がみられた。
その後の詳しい検査で拡張型心筋症も進行していることが判明した。
少し動いても動悸、息切れが激しく、日常生活に支障をきたすようになった。
当センターのチラシをご覧になり障害年金の申請についてご相談いただきました。
・依頼から請求までのサポート
病歴が長く、すでに初診時の診療録等も破棄されていたので、当時の資料を集めるのに困難を極めました。
ご本人の記憶をもとに、診察券や当時の領収書を探していただきましたが、残っているものが少ない状態でした。出来る限りの資料をそろえて初診日の証明に替わる書類を作成しました。
それぞれの主治医と何度も面談をさせていただき、最終的に正確に症状を反映した診断書を作成していただきました。
・結果
障害基礎年金2級の受給が決定し、次期更新時までの受取額が約160万円となり、大変喜んでいただきました。
初診日の証明(受診状況等診断書)が取れず、障害年金申請でお困りの方は、当センターまでご相談ください。
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