パーキンソン病で障害厚生年金2級を受給できたケース
相談者:男性(40代)
傷病名:パーキンソン病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの総支給額:約420万円
・相談時の状況
6年前、手指に違和感がありパソコンのキーを打つにも時間がかかり、ゴルフのスイングもうまくできなくなった。近くの整形外科を受診したが原因がわからず、総合病院を紹介され、神経内科で精密検査の結果、パーキンソン病であると診断された。
投薬治療を続けるが症状が徐々に進行し、右手が思うように動かせなくなった。下肢にも症状が出始め、歩く時にも一歩が踏み出せず不安定で、少し押されてもバランスを崩し転倒しそうになった。薬が効いている時間も短くなって、仕事は何とか続けているが支障が出ていた。
当事務所のホームページをご覧になり、障害年金の申請についてご相談いただきました。
・依頼から請求までのサポート
十分に聴き取りをさせていただき、労働や日常生活上にいかに支障があるのか、日常生活動作の一つひとつを細かくチェックしました。聴き取り結果を踏まえ、医師に診断書の作成を依頼しました。
パーキンソン病が進行すると、薬の効いている時間が短くなり、症状が良くなったり悪くなったりを一日のうちに何度も繰り返してしまう「ウェアリング・オフ」現象が起こります。
医師に診断書をお願いするときのポイントは、薬が効かない「オフ」状態で書いていただくことです。
・結果
無事、請求が認められ、障害厚生年金2級の認定が決まりました。次回更新までに約420万円を受給できる見込みとなり、仕事を制限しながら治療にも専念できると、とても喜んでいただきました。
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