胃がんによるダンピング症候群で障害厚生年金3級を受給できたケース
相談者:男性(50代)
傷病名:胃がんによるダンピング症候群、術後の疼痛
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
遡及額:130万円
支給月から更新月までの総支給額:390万円
相談時の状況
4年前、血便があり近くの内科を受診したところ、胃潰瘍の可能性があるので総合病院を紹介された。総合病院での内視鏡検査の結果、十二指腸潰瘍と胃がんらしきものが発見された。
十二指腸潰瘍の入院治療を行ったが、その後の精密検査で胃がんと診断され、胃の3分の2を切除する手術を受けた。
手術直後から激しい腹痛に悩まされた。検査の結果、膵液漏を起こしていることがわかり緊急処置を行ったが痛は治まらなかった。退院後も症状は続き、次第にダンピング症状にも悩まされた。
休職して職場復帰をめざしたが、症状が改善せず、退職を余儀なくされた。
当センターのチラシをご覧になり、無料相談会にお越しいただきました。
依頼から請求までのサポート
これまでの病歴をじっくりと聞き取りをさせていただき、症状に応じた診断書の作成を医師に依頼しました。作成された診断書をみると、障害の状態が軽く書かれているように思われました。そこで自覚症状や仕事・日常生活上にいかに支障があるかを伝えるための資料を作成し、診断書の訂正をお願いしました。主治医も理解をいただき、障害の状態を正確に反映した診断書を作成していただきました。
結果
遡及分を含め、次回更新時までの支給額520万円が決定し、経済的に非常に助かりましたと喜んでいただきました。
実際の障害の状態や日常生活の困難さが正確に反映されていないと思われる場合、主治医に診断書を訂正いただくことも必要になります。
<<<受給事例一覧に戻る
癌による受給事例
胃の摘出手術後の後遺症で 障害厚生年金3級を受給できたケース