精神発達遅滞(知的障害)糖尿病で障害基礎年金2級を受給したケース
相談者:男性(40代)/無職
傷病名:精神発達遅滞(知的障害)、糖尿病
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの総支給額:232万
・相談時の状況
ご家族の支援を受けご自身で申請をされたが不支給となり、審査請求(不服申立て)をするも棄却となりました。今回なんとしても年金受給をとのことで、ご家族とともにご相談に来られました。
持参された診断書のコピーを拝見したところ、障害の状態が実際よりも軽く書かれているようで、その結果、精神遅滞(知的障害)と糖尿病、それぞれの障害の程度は認定に当たらないとされたようでした。
・依頼から請求までのサポート
ご本人やご家族から日常生活上のお困りのこと等詳しく聴き取りを進めていき、一般企業で就労はしているものの、仕事の内容は単純作業であり給料も少ないこと、精神遅滞(知的障害)と糖尿病それぞれの障害が重複してあること。
具体的には、糖尿病治療薬のインシュリン管理が適切に行えないことで、低血糖状態になり意識を失って救急搬送され命の危険にもかかわることが何度もある。
そのほか身の回りの多くのことにも支援を要するなど、日常の生活に著しく支障があることが明らかでありました。
聴き取りをした内容をまとめたものを、診断書を作成いただく医師にも見ていただき、障害の状態を正確に反映していただきました。また、病歴・就労状況等申立書には、身体と精神の障害が重複して日常生活を困難にしていることを、具体的な事例をあげて盛り込み作成しました。
・結果
身体と精神に重複した障害2級17号の認定で、次回の更新月までの総支給額232万円の受給が決まりました。ご本人ご家族ともに大変喜んでいただきました。
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